2016年03月13日

石川智晶FCイベント「濃い夜」レポ

3/6、クラブexで行われた石川智晶FCイベント「濃い夜」に行ってきました!

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クラブexは品川プリンスホテルの中にある円形状で赤い布張りのレトロな会場。
石川さんのイメージにピッタリです。
ドリンク代はチケット代に含まれているのが嬉しいところ。こういう所に石川さんの気遣いが見えます。

イベントは定刻より5分ほど遅れて開始、「ヘブンリーブルー」が流れる中、石川智晶さんの登場です。
「石川智晶です、こんにちはー」
帽子とストライプの衣装がよくお似合いです。

ステージが低いし今回自分は端っこの席だったのでどうかなと思ったのですが、ちゃんと見えました。

登場した智晶さんは年始の挨拶から始まり、
「暖かくなって私の浮上するこの季節になりましたので活動を始めました。
皆さんはどうしてましたか?、、、どうしてましたかって聞いてるのよッ」と笑わせに来ます。
今回は全編アコースティックライブでお送りします という所でギタリストの二人がステージへ。

チューニングをしてる間に話し始めたのは大晦日にに親知らずを抜いたというお話。
そんな日に仕事をしている歯医者がなく、ようやく見つけた所が意外と腕が良かったと
そんなゆるトークです。
歌手であるということは頑なに伏せているとか。

「今回のイベントはカバーソングを中心にお届けします。後からは他の方に提供した曲なども。
まずはじめに松田聖子さんを歌います」
会場からはおおーとどよめきが上がります

「松田聖子さんね、ロボットみたいですよね、あの人死なないんじゃないですかね」
と、言いつつ歌い始めたのは名曲瑠璃色の地球。
歌が始まった途端泣きそうになりました。元々切ないメロディーに石川智晶さんの声が加わって
名曲度が5倍増ですよ。

「これ教科書にも載っているらしいですねー。子供のコーラスだと可愛らしいかもしれませんが
ママさんコーラスだとどうなんでしょうね。」
と言いつつ瑠璃色の〜とママさんコーラス風の歌い方をしてみたり。


「それでそこの歯医者の話なんですけど」


ってまだまだ歯医者ネタ来る!
「親知らずを失った代わりに凄腕の歯医者さんを掴んだのですが、
ただその歯医者さんが芸能ネタが好きなんですよねぇーあと5分したらもこみち君来るよ〜とか。
いや、私は良いですって言って、私の職業がバレるとどこからどう繋がるかわからないので
絶対バレないようにしているんですが、そうなると私は何になればいいのかなって(笑)」

「よくあるのは看護婦なんですけどね。ちょっと憧れてて、でも専門的なことを言うと
バレちゃうので夜勤がって言うんです。夜勤しか知らない(笑)」

「今のところその歯医者さんは主婦だと思ってるみたいだけど、
ある時に、キミ、絶対普通の主婦じゃないよねって言われて嬉しいのかそうでないのか」

「私がこのシゴトをするきっかけになったのは私の姉がやっていたバンドに入って、
そこでいきなりボーカルをやらされてシンデレラストーリーみたいな。
まあその後苦労してるのでトントンなんですけど(笑)

普通バンドってカバーから入るのを、梶浦さんは既に自分で曲を作っていたので
オリジナル曲を歌っていてカバーをした事がなかったんですね。
でも他の人の曲も歌ったほうが良いという事でよく勧められたのがZabadakというバンドの
『遠い音楽』という曲だったので、それを歌います。」

これは意外すぎる選曲でした。まずZabadakと石川智晶さんが結びつかない。
でも梶浦由記さんとZabadakは結構近そうなのでそういう事なのかな。
個人的に嬉しいサプライズでした。
石川さんの歌声は強いので本家の漂っているという雰囲気ではなく、
突き進んでいるように聴こえました。

「この曲、よく歌っていたんですよ。あの頃はボイストレーニングとかやってたんですけど、
うーんという感じで聞き分けのない娘だったと思う(笑)今になって習いたいという訳では
ないんですけど、賛美歌とか合唱を歌いたいなと思うことはあります。」


「さて、ここでこういう時だからこそ次はきゃりーぱみゅぱむ。。。言えた!(言えてない)の
ゆめのはじまりんりんというのを歌ってみたいと思います!」
という発言に会場からは忍び笑いが起きます。余りにもミスマッチング!
なぜにきゃりーぱみゅぱみゅを石川智晶が?
「中田ヤスタカさんのプロデュースの曲をアコースティックにしたらどうなるんだろう?と
こんな感じにしてみました。皆さんも手拍子をお願いしますね、
それでは聴いてください、ゆめのはじまりんりん!


と高らかにタイトルコール、智晶さんノリノリで始まりました。
余り聴いたことはなかったんですが卒業ソングなんですね。
一声目からすでにきゃりーぱみゅぱみゅの影はなく、
完全に石川智晶として凛々しく歌い上げているのは流石としか言いようがありません。
メロディー的には一番石川さんの作るものに近かったせいか素晴らしくハマってました。
原曲は甘く切ないのに、石川智晶さんが歌うと未練の欠片もなく後ろは振り向かないぜ!
みたいな潔い歌になるのが笑える。『夢のはじま凛々』というイメージですよ。
あんなに楽しそうに弾けて歌っている智晶さんを見られたのはラッキーでした。


「どう?ゆずみたいでしょ?」


という的確すぎるセルフ突っ込みに会場は大笑い。
「これをやるって言った時にスタッフは首を傾げたんですけど、これが一番上手く行った
気がするんです。」と満足そうな智晶さん。
「グッバイティーチャー 勇気下さいですよ?私の歌には絶対ないですよね?
この曲で私が良いなと思ったのが、ありがとう勇気下さいって言う所ですね。
勇気下さいありがとうじゃなくて、語呂が良いなって。」

「ところで私の黒いファイル、どこ?この猫?」と椅子の上にあった猫を掲げます。
「今この猫に夢中なんですよ」
スタッフがファイルを持ってきてここにアンケートや話す事を書いてあるんですと説明

美術展に行ってデカメロンの絵の話、10人いるはずの絵に9人しか描かれていないのは
なんで?と考えた時にああ、残りの一人は見ている自分なんだと気付いて、
この場もそうですが相手がいないと成立しないものってありますよね、という話。

「ではここからは他の歌手の方に提供した曲を歌っていきたいと思います。
セルフカバー?っていうのかな?人様に差し上げた曲はその人のものと思っているのですが、
予想外の歌い方をされたのを集めてみました。」
「デモテープを作る時は私が歌って入れるので、私の個性が強すぎて
少し物真似っぽくなってしまうのと詞を見て全く違う人物を想定して歌う方と2通りあって、
私が反応するのは後者なんですよ。
だからそう感じた曲を歌ってみたいと思います」

「最初の曲は緒方恵美さん、エヴァンゲリオンのシンジ、、、シンジでいいんだよね!?(笑)
に提供した曲ですが、これは完全に緒方さんの曲になったと思います。『僕は』歌います」

なんか歌うのがすごく難しそうな曲だなぁと。仲が良いだけあってこの人ならこれでも
大丈夫だろうというのがあったのかしら。

次はやなぎなぎさんへ提供した「アクアテラリウム」。
若い子との仕事だったので気を使って褒めたりして盛り上げようとしたり
詞を単語だけで良いからちょっと書いてみて?と頼んで、貰ったものを詞の中に
はめていったこと、パズルを作るように曲を作ったという話でした。
自分の曲なら何時間も続けてやることを強要出来ないので気を使いましたと。
「もうこの曲は完全にやなぎなぎさんの曲ですが『アクアテラリウム』聴いて下さい」

いかにも石川智晶さんらしい曲でした。原曲はコーラスがヒィヒィ言っているので尚更。




その後は質問コーナーです。
恐らく来たもの全てに答えていたのではないかと。

普段どんな音楽を聴いてますか
→映画のサントラ

絵を描くのは上手いですか
→風景画を描いてみようとした時期があったけど趣味にならなかったということは
 自分で残念だと思ったんでしょうね。

近所の猫にシャーッと威嚇されます。この猫についてどう考えますか
→怖がっていると思いますよ。大人でもいるでしょ?
 なんでみんなうんって言わないの?(笑)

今、ロボットアニメが放送中ですが智晶さんが歌うことはないですか?
→ないですね

See-Sawとして活動することはありますか?
→ないです。そして言っておきますが仲悪くないです、全然。予定はないけど
 そういう風に言ってもらえるのは嬉しいです。未だにランキングに曲があったりとか。

何フェチですか?
→ふわふわなものが好きです。飼っていた猫もふわふわで。モヘア的なね。

曲を作る時に降りてきた経験はありますか?
→いつも降りてきます。というか、連れて行かれそうな感じ。今度はイタコになりたい。

自分の事が大嫌いなのですが、どうすれば嫌いな自分と別れられますか?
→重いですね〜(笑) 私は嫌いな自分は敢えて取り除こうとはしませんね。
 どうすればいいかと言うともっと暗く、変態チックになればいい(笑)
 でもこういう人は実は自己愛が強いというか、プライドが高いんだと思う。
 大事な自分、石川智晶だけど、たかが石川智晶なんですよ。
 本当に逃げたいと思ったら家族や友達を捨ててどこかに行けばいい。
 日本は広いんだからどこへでも行けますよ。

最近少ないですがアニメのタイアップはやりたいですか?
→最近自分のレーベルを作ってライブもやるようになったんですが、個人的に動いても
 昨日の戦国BASARAみたいに来る時はそういう話が来ますし。
 若い頃はカレンダーが埋まっているのに安心したけど、これからは自分のやれる事を
 きちんとやって行きたい。

ここで質問コーナーは終了です。(覚えてないので全部ではありませんが)
ひとつひとつ丁寧に智晶さんらしい言葉で答えてくれました。

「次の曲は声優さんの沼倉愛美さんに提供した曲で、これは聴いた時に
何て切なくとつとつと歌うんだろうと思った曲です。作って良かったなぁと。
それでは『Strawberry Pain』です」

アイドルマスターの企画用に作られた曲らしく、可愛らしい曲でした。

ここからは石川智晶さんの持ってきたプレゼントのじゃんけん大会です。
限定10個、中身はランタンとか小物入れ、サインの入ったタグと念が入ってるとか。
最初はグー!と言いながら違うのを出して大喜びする智晶さん。
「次はパーを出すからね!」と宣言しつつ違うのを出したりして
笑いに包まれたプレゼント会は終了です。
ちなみに私はじゃんけん弱いので真っ先に負けました。

「皆様、お楽しみ頂けましたでしょうか?
次の曲は一年前にもバースデーライブでやったソマリの曲を歌いたいと思います。
昔マンスリーライブをやっていた時があって、ある時にこれずっとやってはいられないと
思ってやめちゃったんですけど、今考えると熱い曲をやっていたんだなぁと。
ソマリの『心の奥底』

激しく情熱的な曲でした。フラメンコの曲っぽい感じ。
不完全燃焼と通じるものがあるなぁと。

ここでライブ告知が入ります。香港、中国、上海、東京、そして初出となる
10月と11月に品川教会でのマンスリーライブが発表されました。
FCで先行発売するので至近距離で見て下さいねと。

「またこういうイベントをやりたいと思うので来てくださいね」
「最後の曲もソマリの曲なんですけど、『manydays manytimes』

すごく静かでやるせなくて好きな感じの曲でした。石川智晶アルバムに入れて欲しいなぁ。

とても大きな拍手の仲、深々とお辞儀をして「今日はありがとうございました。
またこうしてお逢いできる日を楽しみにしています。」と言いつつ
一旦、石川智晶さんが退場しました。

入場する時にFC会員のみが貰えた引換券は番号が書いてありましたが、
それには関係なく前列から順に並んで会報を智晶さんから直に頂けるという形でした。
急いで帰らないといけない人や具合の悪い人は優先的にというのが細やかな心遣いです。

最初の方に並んだ人は緊張のせいか受け取ってそそくさと帰る人が多かったですが
後になると智晶さんと言葉を交わす人も増えてきましたよ。
私も滅多にない機会なので「今日は福岡から来ました」と告げると
「うそー!!ホントですかー!」とMCと同じ声、同じ話方で嬉しそうに答えてくれました。
「福岡にも来て下さいよー」などと少し言葉を交わして、「濃い夜」は終わりました。


【セットリスト】
 1. 瑠璃色の地球 (松田聖子カバー)
 2. 遠い音楽 (ZABADAKカバー)
 3. ゆめのはじまりんりん (きゃりーぱみゅぱみゅカバー)
 4. 僕は (緒方恵美提供曲)
 5. アクアテラリウム (やなぎなぎ提供曲)
 6. Strawberry Pain (沼倉愛美提供曲)
 7. 心の奥底 (ソマリ曲)
 8. manydays manytimes (ソマリ曲)


初めて石川智晶さんと対面する!というそれが楽しみでやって来たイベントですが
予想を遥かに超える曲と楽しそうな智晶さんを見られて
遠征した甲斐があった、大満足なイベントでした。


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購入したポーチと猫ふせん


不満があるとすれば、会場が板張りだったのでイベント中にスタッフさんが
歩きまわると靴音が響いたり、マイクに向かってボソボソ話す声が
目立ったこと。出入り口に近かったので余計に動きが気になりました。
次はぜひスニーカーでお願いします。


次回は6月19日の「裏窓からみえるモノ〜Fragment~」ですよ!
どんな世界をみせてくれるんでしょうね。ワクワクです!




posted by ぐりともる at 23:17| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 石川智晶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月14日

手嶌葵出演イベント LOVE FM FESTIVALレポ

3/13、福岡市役所前広場で行われたLOVE FM FESTIVALに
手嶌葵ちゃんが出演するというので行ってきました!

この場所で手嶌葵ちゃんを見るのは3回目くらいかな?
イベント開始の30分前に着いた時は3列目に来れましたが、
リハが始まると人がどんどん増えて、あっという間に後ろが見えなくなりました。

リハで既にニコニコと嬉しそう。
「思ったより寒いけん、皆さん身体は暖めながら聴いてね」と気遣います。
今日の葵ちゃんは編みこんだ髪、黒のブルゾンと赤いワンピース姿です。
ワンピースが太ももから透かしの入ったデザインで大人っぽい!
デビューから10年、綺麗なお姉さんになったなぁとしみじみ。

リハでは大体ワンコーラス歌っていたのですが、拍手が起きると
照れ臭そうに「ありがとうございます。リハーサルでございます」と言っていました。
「福岡の人!」「福岡以外の人!」「九州以外の人!」と手を挙げてもらったり
昔と比べるとずいぶんこなれてきたなぁと嬉しくなります。

【セットリスト】
1. Beauty And The Beast
2. さよならの夏
3. 時には昔の話を
4. Voyage a Paris 〜風に吹かれて〜
5. ちょっとしたもの
6. 明日への手紙
7. I wanna be loved by you

そして始まった本番。
「Beauty And The Beast」は美女と野獣のテーマソングです。
優しくしっとりと歌い上げる葵ちゃん。
「皆さん、ラブフェスへようこそ!福岡出身の手嶌葵です。
少しの時間ですが皆さんと過ごせたらいいなと思います。
静かな音楽が多いんですが(笑)楽しんでいただけたらと思います」

「私がなぜこのラブフェスに出演しているかというと、Love FMで
番組を持っています」と番組の紹介です。

「それではサクサク行きます(笑)
ジブリ2作目となるコクリコ坂からより『さよならの夏』」

多分テルーの唄を期待した人が多かったんじゃないかと思います。
私もそうでした(笑) 
でも映画のキャンペーンで聴いた時よりも更に感情が込められていたように
思います。

「そして私の敬愛する大先輩、加藤登紀子さんの曲をカバーさせて
頂きます。『時には昔の話を』」

続けてジブリ来ました!手嶌葵ちゃんが一番好きなジブリ作品は「紅の豚」
らしいですもんね。
それにしても葵ちゃんが歌うと何の抵抗もなく詞がすっと入ってくるのがすごい。
聴けて嬉しかったです。

「続きまして、2014年に発売したアルバムから2曲歌います。
『Voyage a Paris 〜風に吹かれて〜』」

今回ピアノの方がそんなに上手くないなと思いながら聴いていたのですが、
この曲はとてもイキイキと弾いていたので、ああ、こういうジャズっぽいのが
得意のジャンルなんだなーと思いました。

「焼き鳥食べたい!めっちゃいい匂いがしとる!」と言う葵ちゃん。
会場には色んなお店が出ていて、お昼ごはんを食べずに聴いていた
自分には辛かったですよ。
しかしこの言葉は次の曲への伏線でした。

「ちょっとしたもの」の「街角にはパンの匂い」という部分を
「街角には豚バラの匂い♪」と一気にパリが福岡にw
手をパタパタさせて匂いを吸い込むリアクション付きです。
屋外イベントならではですね!会場からも笑いが起きていました。

「このアルバムに入っている曲を歌います。
月9に使われているのですが元々アルバムに入っていた曲で
この曲を聴いたプロデューサーさん達が選んでくれたものです」

ということで、今一番旬の「明日への手紙」です!
しっとりと歌い始めた途端、上から聴こえてくるヘリの音。
1番を歌い終わる頃にはいなくなったので良かったですが
ちょっと残念だったなぁ。
この曲ではうるうる来ている方が多かった気が。

明日への手紙のプレミアム・エディションの告知と6月の
コンサートの告知が入ります。
プレミアム・エディションはPVに有村架純さんが出演しているとか。

「それでは最後の曲です。福岡への愛を込めて
『I wanna be loved by you』」

マリリンモンローの歌った「ププッピドゥ♪」というあの曲です。
色っぽい曲も葵ちゃんが歌うと可愛らしく上品になります。
ここで珍しく間違えて「ごめんなさい!」と謝っていましたが
聴いている方はどこをトチったのかわからなかったですよ。

CD購入者は握手会ありますということで行列が出来ていましたが
ここで私は撤収しました。
6月の10周年記念コンサート、とても楽しみです。


posted by ぐりともる at 00:27| 福岡 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 手嶌葵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月31日

新居昭乃 Little Piano vol.6 @福岡

3/26土曜日、福岡では2年ぶりとなる新居昭乃さんのLittle Piano vol.6に行ってきました!

場所は筑前一之宮 住吉神社 能楽殿。博多駅から徒歩10分くらいの場所です。

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裏の細いお勝手口みたいな所から入りましたよ。
靴は入り口で配ってくれる袋に入れて持参します。

開場前の物販では紅茶2種、Tシャツ、カップを購入。
USBは悩んだのですが今回はパス。
さっき気付いたのですが、カップやTシャツの絵はLittle Pianoの文字を
絵で表現していたのですね。買う時は気づいてなかったよ。

今回の会場は能楽殿。入ってみるとほぼ正方形の部屋を田の字に分けたとして
その1マスがステージ、観客席がL字型という形です。てっきり凹型だと思ってました。
またぐことの出来る程度の段差が3段ほどあって、1段につき2列で座ります、
3段目くらいまではなんと座椅子が!
てっきり座布団のみと思っていたのでこれはちょっと嬉しかったです。

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                   (公式HPより)

能楽殿らしく松の渡り廊下もありました。
室内なのにステージ上には屋根があるのが不思議な感じ。
今回は電子ピアノが置いてありました。

私は荷物があったので2段目の端の方に座りました。
隣を気にしなくていいのは嬉しいな!

会場は暗幕がないので暗転もなく、なんとなくざわざわしている中、
昭乃さんが渡り廊下を白足袋姿で登場です。
拍手が起こってから入場に気が付いた人も多数いた様子。

白っぽいストライプ柄のワンピース?にグリーンのストール姿で
ちょっぴり寒そうな昭乃さん。
歌い始めたのは「Adesso e Fortuna 〜炎と永遠〜」です。

「こんにちはー、新居昭乃です。
今日はももクロにもGLAYにも行かずここに来て下さってありがとうございます(笑)
福岡は第二の故郷になります。皆さん最後まで楽しんでいって下さい」
と、とても嬉しそうに話す昭乃さん。

「今日は母も見に来てくれています。なので母の好きな曲を歌おうかなと。
皆さんを巻き添えにしようと思いますね。『ロゼ・ルージュ』歌います」

この曲は割と福岡では定番かも。福岡ならではですね。
2番あたりから声がよく出ていたように思えます。

「Little Pianoツアーは『ピアノと私』という感じでやっているんですけど
今年はデビュー30周年ということでスペシャルプログラムで回っております。
何がスペシャルなのか、最初に種明かしをしちゃうとアルバムを丸ごと頭から
全曲やるというのを6枚分練習して、持って回るという企画でやっております。」

「で、今日は早稲田でやったプログラムなんですけど、『空の庭』っていう。。。あれ?違う。
え?合ってるかな?」とタイトルを忘れて頭を抱える昭乃さんへ会場から後ろ!後ろ!の声。
「え?後ろ?」と振り向くとスクリーンに「空の庭」のジャケットがどーんと映っています。
なんというリアルコント!

「あ、合ってた!」と喜びの声を上げる昭乃さんに会場からは笑いが。
福岡ではやらかし率が高いのが楽しいです。

「このアルバムを全曲お送りしたいと思います。
これは20年前に出たアルバムなんですけど、その前10年位はソロ活動をやってなくて
デビュー1年後から10年位はお休み。。。じゃなくて、裏方のお仕事しかしていなくて
ソロアルバムとしては2枚目なんですけど1枚目みたいな(笑)
10年の間に作った曲が入っているので、その間のベスト盤みたいな気持ちです。
並べてみるとちょっと怖めの曲が多いんですけど、今日は皆さんに聴いて頂こうと思います。」

ということで始まった「空の庭」全曲ライブ開始!
「Reincarnation」は打ち込みアリです。ちょっと打ち込みの方が音量が大きかったかな?

続けて「小鳥の巣」。自分はこのアルバムはライブで聴いたことのない曲が多くて
この曲も初めてだ!と思ったら実は松戸のライブで歌っていましたw
この会場は打ち込みがない方が音が綺麗に聴こえます。

さらに続けて「空から吹く風」こちらも初めてライブで聴きました。

この会場では学校の教室にあったような移動式のスクリーンが使われていたのですが
画面が小さいので余り見ていませんでした。ちゃんと見たのはアトムの光くらいかなぁ。

「このアルバムを作った頃は特にソロ活動をしようとは考えていなかったので
かなり自由な曲ばかりになってしまいました(笑)
次の曲は聴くのがツライっていう人もいるんですけど、アルバム全部やるって
決めているので歌います」

ということで「仔猫の心臓」
意外といるんですね、この曲苦手な方は。私もその一人です。
聴くととても悲しくなります。(TдT)シクシク

そして太鼓の音で始まった「OMATSURI」
間奏の「イェー」と歌う所がまるで祝詞のよう。
歌い終わって「この曲をここで歌ってみたかった」とにっこり。

「私はデビューが1986年なんですけど、その前7年間福岡に住んでいました。
母と叔母のやっている喫茶店の2階に住んでいたんですけど
その頃九州産業大学に入るために1年間レッスンをして入学して
美術の油絵課っていう所にいて、絵を描こうと思ったんですけど
音楽の活躍が認められて卒業できました。はは、、、はは、、、」
と笑う昭乃さんに会場からも笑いが起きます。

「絵の方は劣等生だったんですけど、喫茶店に集まる人や友達の家では
誰でも音楽やバンドをやっているような時代で、
私は小さい時から200曲位その頃作っていて、それならとデモテープを録ってくれた
友達がいて、ポプコンでシード選手みたいに予選とかナシで出たりして
まぁ特にそれがデビューに結びつくこともなく(笑)」

「それで本選や世界歌謡祭に出て武道館で歌ったりもしたんですけど
まぁ特にそれがデビューに結びつくこともなく(笑)」

「こういう曲なんで当時のミュージック・シーンとは違ってるので
『どうやって売ればいいの?』という感じでデビュー出来なくて
そんな中、ビクターに就職した友達がいて、『デモテープ送って』と電話してきて、
『俺が動けるようになったら昭乃ちゃんのテープをいっちゃん先にもっていくけんね!』
って言ってくれて、本当にビクターの人に聴かせてくれて、すぐデビューしませんか?って
連絡が来たんですけど、私は特に音楽で身を立てたいとは思っていなくて、
昔から曲を作るのが当たり前すぎてそれを職業にするという感覚はなく、
ぐずぐずしていたら母が『アナタお返事したの?』って言ってきたので『まだ』って言ったら
『早く行くって言いなさい!アナタはね、歌うことしか好きじゃないのよ』って言われて、
『いや、絵の大学行ったし、英語も勉強したし』って言ったんですけど
『行ってきなさーーーい!』って追い出された感じで(笑)

当時の音楽はユーミンのようなニューミュージック全盛だったので
こういう曲書きなさいって言われても書けなくて、結局1年で契約やめて
そこからずっとフリーなんですけど、考えてみたら30周年を迎えていて
デビューした頃はそんなに続けられると思ってなくて、
蓋を開けてみると皆さんに歌わせてもらえる場があったのでここまで
来ることが出来てありがたいなぁと思っています。」

「周りの人達が盛り立ててくれて、母が追い出してくれて(笑)
それが正解だったんだなーと、感謝しかない今日この頃でございます(笑)」

「じゃあ日が暮れると寒くなるのでそろそろ歌いますね!
次の曲はフランスが核実験をした時に作った曲です」

「アトムの光」です。
悲しい曲ですが歌詞が小説っぽく、詞というより文章なので
情景がストレートに浮かんできます。
出だしの部分はそれこそフランス映画のようでドキドキします。

続けて「Black Shell」。これも初めてライブで聴きます。

そして「Solitude」
よくぞここまで と言いたくなるほどに暗い曲が続きますが
旋律が美しい曲ばかりなのでただただ聴き惚れます。
水の中を漂うようにピアノと昭乃さんの声が染み渡ります。

「寒くなってきましたが大丈夫ですか?
見知らぬ同士でも肩を寄せあって。。。人類愛ということで(笑)」

昭乃さんが会場が寒いという情報をTwitterで流してくださっていたので
暑がりの自分としてはそれなりに準備した、、、つもりです。

が、福岡がこの時期にしては冷えていたのと、会場に暖房設備等がないため
とにかく足元が寒い!カイロを何枚も貼りましたがこの頃になると
日も暮れてきてかなーり寒かったです。

「では次に歌う曲は、それまでは無意識の内に音楽を作ってきたんですが、
お仕事で曲を作ったり他の人の曲を歌ったりしている日々が続いていて、
歌っていれば幸せな私なので(笑)何も考えずに楽しく日々過ごしていたんですけど
ふと、『私はどんな歌を本当は歌いたいのかな?』と思った時に
もしかしてこんなのかしら?と作った曲です。」

「今日は違うアレンジですけど、アルバムは熊本出身の寺嶋民哉さんという方の
アレンジで、『東京でいっちょ一旗上げるかー』って出てきた時にヒマって言っていたので
デモテープ作ってとお願いして、これがきっかけで自分の世界を見つけたかな?って」

「当時はヨーロッパの暗いファンタジーが好きだったのでそういうのをやりたいって気持ちで
発表する気持ちはなくて、ただこんなのを歌いたいと思ったんですね。
菅野よう子ちゃんが作った世界を歌ったのと、私の作る世界っていう幻想的な世界というのが
自分の中で合わさって確立されるきっかけになった曲でもあります。」

『幻想系の始祖』って言われたり、なんか伝説っぽくて私まだ生きてるんですけどー(笑)
始祖って言われるようにまでなって本当に良かったと思います(笑)
そのきっかけの曲を歌います。」

「妖精の死」 これも自分はライブ初です。
聴くならバンド形式のライブでだろうと思っていたのに、まさかこのリトルピアノで聴けるとは。
吉良さんのコーラス部分はピアノで表現していて原曲と比べるとシンプルなアレンジだったような。
その分狂気っぽさはちょっと薄くなっていたような気がします。

そして「妖精の死」アレンジをした寺嶋民哉さんはゲド戦記の音楽を担当されて
いたのですね。どおりで名前に見覚えがあるなあと思いました。
なぜジブリ映画に昭乃さん?と思ったのはここらへんの繋がりがあったのですね。

「だいぶ終わりに近づいてきました(笑)
今まで生きてきて、年もとってきて思うことは、今までの事を考えた時に
嬉しくなったり明るくなったりする方へ常に向いて来て
本当はこの仕事、受けた方が良いんだろうけど、でも憂鬱になるような事は
極力避けて、半日かけてお断りの手紙を書いたりして来ました(笑)」

「だから、お金にならないとイヤっていう人にはお勧め出来ないんですけど(笑)
自分は幸せかと言うと、幸せにしかなれないように生きて来れなかった気がします。
私よりお若い皆さんに伝えられる事は光の射す方へ行く。。。迷ったらですよ?
迷わなかったら良いんです。ケモノミチとも言われているのでお勧めできるかは
わからないんですけど(笑) 自分自身には間違いがないと思っています。」

そう言った昭乃さんへ大きな拍手です。
この話をした時もそうですが、ずーっとニコニコしているのを見てこっちまで
嬉しくなってしまいます。とにかく楽しそうです。

「次は『人間の子供』という歌を歌います。」
包み込むようにふんわりと優しい「人間の子供」でした。

「今日は『空の庭』をじっと聴いて下さってありがとうございました(笑)
最後の曲は私のお友達、何も考えず楽しく歌っていた頃に知り合った友達の
種ともこちゃんという女の子?女の人がいまして(笑)
彼女の最初の赤ちゃんが産まれて3日後くらいに駆けつけて、
柔らかい日差しの中で赤ちゃんを抱っこしているのを見て、美しい!って。
友達が赤ちゃんを産んですぐ見に行ったのも初めてだったんですけど
すごく感動して作った曲です。この世に生まれた皆さんに贈りたいと思います。

この世に生まれてきて下さって、私の音楽と出会って下さって本当に
ありがとうございます」

そしてマイク無しのアカペラで「Little Edie」を歌い始めました。
いやー、感動しました、本当に!良い感じで声が響くんですよ。
この時は寒さを忘れました。

渡り廊下を渡って一旦退場、アンコールが始まります。
戻ってきていきなり敷いてあったシートにつまづく昭乃さん。
「イタイ。。。」と呟いてめくれてしまったシートを「さささっ」と足で直しますw

「あ、あのスイマセン、アンコールありがとうございます!」
会場からは笑いと大きな拍手。

「色んな思いのあるこの地で今日は過ごせて本当に幸せでした。」
ひょろりと出てきた小川さんを紹介して
「多分私は前世で小川くんにすごく色々してあげたんだと思います(笑)
種ちゃんのツアーで知り合ったんですけど、遅刻する私をいつも駅で
ぽつんと待っててくれた人で、本当にその頃から支えられてやってました」

「では色々とお知らせをお伝えします。」
ということでスタンプラリーのこと、グッズの事、リトルピアノ最終日のリクエストの事、
みんなで作るミュージック・クリップの事、新しいアルバムの事、
フライングドッグに近いうちにオープンする特設サイトの話がありました。
特設サイトは昭乃さんはまだ見ていないけど、保刈さんが見て引くくらいだったとかw

「では歌を歌いたいと思います。一緒に歌える方がいたらぜひ歌って下さい。
『虹色の惑星』歌います」
歌詞があればもうちょっと大きな合唱になったのかなー。私も歌詞があやふや
なので、つぶやく程度でw

「今日は本当にありがとうございました。いつも最後に『虹』という曲を
歌っているんですけど、これは手嶌葵ちゃんに作った曲です。」と
「虹」を作った経緯を話します。
「今回は、歌詞が出ますので良かったら皆さんも歌って下さい」
おおー、歌詞が出るなら!ということでこちらはしっかりと合唱になりました。
ただ、自分は手嶌葵ちゃんの虹の方がよく聴いていたせいか、所々
手嶌葵ver.になってしまいましたw 歌ってみると結構違うものですね。

大きな拍手の中、手を振りつつニコニコしながら去る昭乃さん。
また来年も福岡に来てくださいねー!

さて、次は広島です。どうかセトリがかぶりませんようにー!


【セットリスト】
  1. Adesso e Fortuna〜炎と永遠〜  
  2. ロゼ・ルージュ  
  3. Reincarnation  
  4. 小鳥の巣  
  5. 空から吹く風  
  6. 仔猫の心臓  
  7. OMATSURI  
  8. アトムの光  
  9. Black Shell  
 10. Solitude  
 11. 妖精の死  
 12. 人間の子供  
 13. Little Edie  
 enco.
 14. 虹色の惑星  
 15. 虹  


今回のライブで昭乃さんは笑顔で「やりたいと思うことをやって
やりたくないと思いことはやらなかった」という事を話していました。
そんな歩みをけもの道と称していましたが、けもの道でもあり茨の道でも
あったんじゃないかなーと思います。
昭乃さんのやって来たことは簡単そうでとても難しいです。
ご自分の中の音楽に誠実に取り組んできた結果が30周年に結びついたのでしょうね。


あと、デビューへの経緯が普通とは全く逆なのもスゴイ。
普通なら周りから反対されて親からは勘当されて、それでもがむしゃらに
ミュージシャンを目指す!というのがお決まりのパターンなのに、
本当に本人にその気がなかったのを周りがセッティングしまくるという。。。
そうさせた学生時代の昭乃さんはどんな方だったんでしょうね?
とても興味がありますww




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posted by ぐりともる at 01:43| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 新居昭乃 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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