2011年01月23日

salon de uryu 5 〜新旬スペシャリテ!〜 瓜生明希葉ライブレポ

 17日場所は恵比寿art café friendsで行われた瓜生明希葉さんの
今年1回目のライブに行ってきました!

110107_181118.JPG 


会場はまだ新しいお洒落なカフェ。ブルーノートのカフェ版といった感じ?
細い通路を抜けて意外と広いスペースに、テーブルと椅子がぎっしりと並んでいます。
ステージ向かって右隅っこにグランドピアノ、正面はスクリーン、左手に椅子という並び。
私はちょっと離れた明希葉さんの正面辺りに座り、開場から開演までの1時間半、
アンケート用紙に落書きをして時間をつぶしてました。 
開演時間になり、スクリーンにフランス映画が映し出されました。
女性が主役、退廃的な影を背負ったいかにもフランス映画といったもの。
5分くらいか流れた後に、静かに明希葉さんが客席を縫って登場しました。
 この時の衣装ですが、髪をピンでとめてシルバーのノースリーブ、
白っぽいスカートに足元はお洒落なスニーカーっぽい靴。パールのネックレスを
たくさんつけていました。 
ピアノの前に座り、傍らのサイドテーブルのスタンドの灯りを点けて、本を手に取り
詩の朗読を始めました。意外なOPに驚きましたが、この朗読が上手いんだ!
スタンドの灯りを消して静かに歌い始めたのは「木漏れ日の沈黙」
「ものすごく丁寧に歌っているなぁ」というのがこの日の第一印象です。
普段雑に歌っているという訳ではなく、自分の唄も詩の朗読の延長という感じで
言葉を一つ一つ紡いでいるという風に聴こえました。 
「Hey,Stranger(仮)」は今回お目見えした新曲。
いかにも瓜生明希葉!って感じの可愛らしく元気でトリッキーな曲でした。 
ここで初めてのMC。「お正月が終わって忙しい時期に来て下さって、ありがとうございます!」。
冒頭の映画は「サガン〜悲しみよこんにちは〜」で、朗読したのもサガンの文だったようです。
・サガンを好きだと口にする事に抵抗があった。それを言って回りにどういう風に
 思われるのかがわからなかったのだけど、新年ということで言ってしまおうと思った。
・もう一人、ココ・シャネルの生き方や信念も好き。自立した女性だけど仕事だけに
 生きたのではなく、二人ともすごく男性に愛された人だった。
・家と会社では振舞い方が違うという、自分の多面性について考える事が多かった。
という話と、サガンの朗読の後に歌ったのは「フォークロア」。 
自分はとらえどころのない曲だと思っていたのですが、このMCの後に聴くと
すごく現実的でやりきれなさと空虚感の漂う曲だなぁと思いました。 
次の曲も新曲「アノニマス(仮)」曲の雰囲気は「色のないセカイ」と「SFW」を
混ぜたような感じ? そしてサガンの朗読。愛することに関する話で、次の曲の予想が(笑)
んでその通りに来ました「合間のくちづけ」。この曲を歌う時、目をギュッとつぶって
歌っている事が多いような気がするのですがこの日はそうでもなかったような。
客観的になっていたのかな?
次は「Love holic」あ、これは仮題じゃないのね。「愛して、愛して♪」と切な可愛い曲でした。
 今回のライブ、前半は黒、後半は白というテーマで前半は孤独をテーマに静か系で
まとめたと言う事で静まり返った客席に「皆さん地蔵モードですね」と笑いをとります。
「最近『主観』と『客観』ということに興味があって、客観的になると自分はラクなんだけど
主観的になって怒ったり悲しんだりすると、自分らしく人間らしくいられる気がする」
「次の曲は『オートヒロイン』という曲なんだけど、カタカナで『オートヒロイン』って
薬箱に入っていそうな感じしない?!それかドラえもんが出しそうな名前」と明希葉節炸裂。 
「オートヒロイン」は失恋ど真ん中の曲で、アルバムのラストに来そうな歌い上げ曲。
ちょっと懐かしい雰囲気のメロディで、明希葉さんの曲としては今までにはない感じの
曲だと思いました。
 ここで一部終了。
約20分の休憩の後に「ココ・シャネル」の映画が流れて2部が始まりました。
テーマは白の割に、今度の衣装は黒づくめ。黒の幅広のヘアバンドで髪をまとめて、
黒のタンクトップにスカート、タイツパンプスも黒で。ブルーローズの指輪が
アクセントになっていました。
 しとやかに朗読から始まったと思ったら、歌い始めたのは「TOOL MOUTH」
この曲大好き。私の中でベスト3に入ります。
元気ないつもの明希葉さんの挨拶がはいって、地蔵だったお客さんが人間に戻りました。
 歌い終わって、ここで本日のゲスト、バイオリニストの中西俊博さんが登場しました。
目をキョロキョロさせながら入ってきたその方は、登場しただけで周りが明るくなるような
オーラがありました。 
「指先のハチミツで」はバイオリンをウクレレの様に弾き始めたので、それだけでビックリ!
この曲の間、明希葉さんを見ている人は少なかった気が(笑)
それまでちょっとさびしい雰囲気でセピア色だった音楽が、ぱぁっとにパステルカラーに
彩られたようになりました。途中トイピアノを弾いたりもして、とにかく楽しいのですよ。
一気に中西さんのファンになりました。 
歌い終わった後「…今日一番大きい拍手。…嫉妬!!!!」と言った明希葉さんに爆笑。
レコーディングの話をしつつ、「私の歌はどうでしたか?・・・ってこの流れで聴いたら
褒めるしか出来ないですよね!(笑)」という明希葉さんに「それが狙いだったか!」と返す中西さん。
笑いながら「瓜生さんの曲はメロディーが頭の中でループして楽しい」と語るのを
ふむふむ聴いていました。 
次は「フレグランス」。この曲は普通にバイオリン弾いて、途中でトイピアノも弾いていました。
歌っている明希葉さんもすごく楽しそう。前半の弾き語りの時よりも軽やかに、
リラックスモードでピアノを弾いていました。 
中西さんは家の壁を塗り替えたとかで、そのびっくりお洒落建築話に花が咲きます。
「外の壁?」と言った明希葉さんに「外も中も壁は壁です」と突っ込む中西さん。
壁が青くて黄色い窓枠、という部分で会場から爆笑、「IKEAっぽいんですよね」と
褒めたつもりの明希葉さん。
お金があったらもっと色々やりたかった、階段の横に滑って降りる手すりつけたかった、
トイレにカバの置物を置きたかったけど、高かったのでキリンにしたetc…妙に盛り上がりました。
ちなみにこのお宅、中西さんのツイッターの写真より見てみたのですが、積み木の
おもちゃっぽくて可愛かったです。ご近所さんには良い目印になりそうな感じ。
 ここで明希葉さんのサポート、バンマスとしてお馴染の円山天使さんがギター持参で飛び入り参加。
あくまで明るく軽やかに「Escape on Monday」!1人より2人、2人より3人ともはや極彩色の音楽。
まさに瓜生サロンです。 
「Anniversary」福岡のライブでは定番曲のこの曲、エレガンス度がアップしていて聴いていて
とにかく気持ちいい!頭を揺らして愉しむお客さん多数です。
んで渡辺さんと円山さんはこの曲で拍手に送られながら退場です。 
ここでまた詩の朗読が入り「ペテルブルグの夏」。
この曲は打込み+弾き語りでした。というかこの曲までは全て生演奏だったんだ、と
改めて思った次第。非常に力強い歌声でした。
 「空庭」これ、『からにわ』って読むんですね。ずっと『そらにわ』だと思っていました。
最近福岡のローカル番組でこの曲を聴いていたのでちょっとシンクロ気分で嬉しかったです。
 「陰と陽、どちらもあっての楽しさが好き」と語る明希葉さん。
最後の曲は当然のように「Endless story」です。これも弾き語りでしたが、
うーん、この曲は正直バイオリンの音が欲しかった!多分だと思うのですが、
普段瓜生明希葉さんのサポートやってるバイオリンの岡村さんもいらしていたような
気がするんですよねー。ぜひ飛び入り参加してほしかった(笑) 
アンコールの拍手で再登場の明希葉さんと渡辺さん。
渡辺さんの作った曲「Comme ca」はフランス語の曲でドラマ「初体験」のテーマソング。
高校生の時に明希葉さんが聴いて「この曲すごく好き!」と思った曲だそう。
渡辺さんは「瓜生さんのフランス語の歌い方がすごく良いんだよね」と褒めあい合戦。
歌詞の「セルモモン(ちょっと良い感じみたいな意味)」と言うのが流行ったとか。
いやー、明希葉さんのフランス語が超可愛かったです。すごく合ってる!この曲も打込みアリでした。
 「大きなことが起きない良い曲っていいよね、いつか作りたいけどどうしても欲がおこって
ここで盛り上げよう!ってなる」の明希葉さんの言葉に思わず心の中で大きくうなずく。
明希葉さんの曲、盛り上がり方すごいもんね。好きだけど。 
最後にまたサガンの言葉。ユーモアは大切だみたいな言葉で、その内容から「スケルツォ」を
期待していたのですが「a piece of laughing」でした。
前回のワンマンでは感極まって涙声になっていましたが今回は子守唄の様に優しく歌い上げて
いたように思います。
 薄暗いカフェのライブ会場、とてもよかったです。落ち着いた雰囲気で余り味わえないライブ、
まだ20代の瓜生明希葉さんがこういったライブをされる、というのに驚きました。
これからも非常に愉しみなアーティストさんです。 
【セットリスト】
○第一部
1. 木漏れ日の沈黙
2. Hey,Stranger(仮)
3. フォークロア
4. アノニマス(仮)
5. 合間のくちづけ
6. Love holic
7. オートヒロイン(仮)
○第二部
1. TOOL MOUTH
2. 指先のハチミツで
3. フレグランス
4. Escape on Monday
5. Anniversary  
6. ペテルブルグの夏 
7. 空庭
8. Endless story
*アンコール*
1. Comme ca (作詞&作曲/中西俊博)
2. a piece of laughing (セットリストはうり便りから頂きました。) 
posted by ぐりともる at 20:30| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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